合同誌『ALL WEAPONS FREE!!』より再録
文:クレナイネイコ

いや一生懸命原作寄りアベミハ書いたけど
ミハラヴなんでミハシ莫迦なアベとか嬉しいよ。


 春。

 「野球」が出来るようになった。本当のチームメイトになれた。
 初めて家に友達を呼んだ。誕生日のお祝いをしてもらって、お祝いもした。幸せだ。


 夏。

 練習漬けと大会。野球がすごく楽しい。勝つともっと嬉しい。これからもずっとこんな時間が続けばいい。
 プールで泳いだり花火したりするのも、一緒だとわくわくする。初めて知った。


 秋。

 ピッチャー楽しい。サインもらうのが嬉しい。阿部くんはいつでもリードしてくれて頼もしい。力強くてドキドキする。たまにドキドキしすぎて心臓が痛い。そう云ったらおさまるおまじないをしてくれた。


 冬。

 暗くなってボールが見えにくい。なぜか阿部くんはハッキリ見える気がする。気のせいかと思うけど阿部くんも反対に同じこと言ってたから間違いない。バッテリーってスゴイ。けどおまじないはすっかり癖になった。初めて手編みの手袋をもらった。手を冷やさないようわざわざ作ってくれた。手先も器用で本当にスゴイ。



 ───語彙が少ない一行日記、一年四季でまとめるとこんな感じ。


『・・・・・・・・・阿部くんは色んな意味でオレの初めての人だ。』


 ここで日記が手から滑り落ちた。
 総括。
 親の欲目でなく、何だか息子が綺麗になってきたんです。
 ・・・やっぱり温室な群馬で育てるか、野球部に入れないほうがよかったのじゃあ・・・。
 漠然と不安を覚える三橋母は、書かれなかった行間と、何かに提出するのか誤解しそうな記録のごとき阿部隆也の「克明な」日記を読めなくて、まだ幸いである──。


ミハに日記なんか絶対無理でしょう。

クレナイネイコ
たけばやシェスタ
(REBORN!!)